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チンチラの病気

                                                                                                                                      

チンチラの本 著者イブ・シエマ(生物学者) とブリーダー ジョン・ルイ・ペドゥジー書いた物と著者マイク・ルダ・ティド(獣医)を少しまとめて。1997年印刷されているので、治療法は現在もっといい治療法あると思うので、いい獣医さん見つけて相談してください。一応色んなサイトも見比べてます。

★チンチラはとっても敏感な動物ですのでへんだなと思ったら、エキゾチック専門病院に糞だけを持って検査してもらう事も可能なので獣医さんに相談して見て下さい。

その方がチンチラにストレス与えないです。

水道水を使っている場合、水道局の塩素と硝酸塩とpHがどのくらい入っているか調べたほうがいいと思います。塩素が多いとカルシウムが体に吸収されなくなります。pH7以上だと寄生虫が発生しやすく腸の働きが悪くなり下痢、痙攣、体が弱くなる。純粋な水の方が感染症にかかりにくい。日本の水道水は大抵pH7以上ありますので、他の水探す事を勧めます。水道水を沸騰させても硝酸塩は減らず濃縮します、浄水器も特別な物でないと減らないので注意して下さい。

 

チンチラは正しい飼い方していれば、そんなに病気にかからない動物です。病気は早期発見が一番ですがレントゲン検査、CT検査など放射線使う機械を毎年チンチラにすることは勧めません。

レントゲン検査、CT検査の所為で病気が発生する率が高くなります。獣医さんとよく相談してやって下さい。

 

脱毛症

一箇所または何箇所かに毛が抜け肌は普通の色。ストレス又は間違った触り方。栄養を確り摂ってない場合。

抜け変わりと間違えないように、仔の時期3ヶ月に1度目6ヶ月頃に2度目9ヶ月頃に3度目の抜け変わりがある。

大人になると大体春に抜け変わる。(秋に抜ける場合もある。チンチラの種類によって違うが温度の差で毎年違う毛の抜け方をする。)

真菌症 

マズルの周りから毛がぬける、目の周り、耳の後ろ、前肢の先、生殖器の周りなどが肌が赤くふけがあるような感じになる。治療しないと広がる。他のチンチラにうつるので直ぐ他のケージに移す事。砂も同じ物を一緒に使わない。色がついてないマーキュロクロム液か70度のアルコールをつけ緊急手当てしてから、獣医に診察してもらう。薬はグリセオフルビン、ケトコナゾール、エニルコナゾール、ミコナゾールがあります。飲み薬はチンチラにはあまり勧めませんが酷く感染している時に使われます。妊娠期間、授乳期、赤ちゃんにはグリセオフルビン、ケトコナゾールなどの飲み薬は避ける。

検査の仕方としてウッド灯検査では皮膚糸状菌によって蛍光を発しないので注意、培養検査はpH指示薬の入った培地に感染が疑われる部位の毛や皮膚の落屑を接種してコロニーの特徴や色の変化(アルカリ性に傾いたか)を確認する検査。直接、毛や皮膚の落屑を顕微鏡で発見できる時とできないことがある。

治ると又毛が生える。

人にもうつるので手袋はめて子供には触らせない事。

ケージ、水入れ、エサ入れ、砂入れ、家など真菌症にかかったチンチラの使った物、全部と散歩場所、確り雑菌する。真菌症にかかっている時は週に1度予防には1ヶ月に一度した方がいいです。

ブリーダーは予防に硫黄を砂の中に0.5%入れる。病気の場合その2倍にする。妊娠期間、授乳期、赤ちゃん、呼吸に異常があったり、砂を食べたり、なめたりするチンチラにはやってはいけない。

真菌症の場合、砂500グラムに硫黄をティースプーンに1杯、確り固まりなどないよう混ぜる。最低6週間続ける。予防にはその半分にして1ヶ月に一度入れる程度にする(一週間使う)。フランスには砂にすでに硫黄が入ったものもあるので1ヶ月に一週間それを使うことも可能ですが、毎回使うと効き目が弱るというブリーダーもいる。一週間に一度全部、砂を新しい物に換える。硫黄入れる場合、蓋などするとチンチラの呼吸に良くないので閉めないで下さい。

呼吸に異常があったり、砂食べたり、なめるチンチラには砂を毎回新しい砂に換えるか、ステンレス容器又は陶器に砂を入れてガスバーナーで火を何べんも砂に直接、当て雑菌してから使う。この時、砂に木屑など燃える物は火を当てる前に取っておくこと忘れないで下さい。一週間ぐらいで砂を全部、新しい砂に交換するようにする。

湿度が高い時、免疫が弱いチンチラ、病気になった後などなりやすいので気をつけましょう。他の動物からチンチラにうつったり、真菌症になってるチンチラが他の動物にもうつします。

アロマオイルエッセンシャルオイルではグレープフルーツ、ティートリー、ニアウリなどが抗菌に効きます。薄めて使わなくてはいけません。妊娠期間、授乳期、赤ちゃんは獣医さんに相談して使用して下さい。勝手に何でもつけないでなるべく直ぐ獣医さんに診察する事を勧めます。

毛を噛む

チンチラが自分の毛を噛む又は他のチンチラの毛を噛む。

腺の働きが悪くなるという獣医もいる。

原因はチンチラに合ってない環境、チンチラに適した栄養を摂ってない、ホルモンのバランスが悪い、ストレス、退屈、疲れ、精神が不安定、環境変化、雑音、湿気、不衛生、チンチラの数とケージの大きさが適してない、遺伝性とも言われているので病気になったチンチラは交配させない。この病気になっているチンチラは大抵体温が低く、甲状腺ホルモンの作用が強くなっている。毛がお腹にたまって便秘になる場合があるので気をつける事。この病気に効くホメオパシーがありますが、原因改善しないでホメオパシー飲ませても治りませんので注意して下さい。

チンチラダークアンジェルのブリーダーさんにホメオパシーの名前とあげる量教えていて頂きました。できるだけ獣医さんの支持のもとで使うこと勧めます。

名前 ジェルセミウム・センパヴィレンス(ホメオパシー)Gelsemium Sempervirens 9ch(フランス語)

ナーバスで神経が落ち着かない状態になっている時、風邪やインフルエンザに似ている症状がある時にも使える。

毛がお腹に詰まったり(便秘する)場合は必ず獣医さんに診てもらう事。

1ヶ月間1日に3粒 朝、昼、夜

2ヶ月目1日に2粒 朝、昼、夜

3ヶ月目1日に1粒 朝、昼、夜

飲ませ方は水に溶かしてシリンジ(注射筒)で飲ませる。シリンジの中に粒を入れ1mlの水を吸う。溶けるのに時間が掛かる。

:シリンジで飲ませる時、肺に入ると命取りになるので気を付ける。

そのまま食べてくれるチンチラには水で溶かさない方が効き目があります。

症状が改善しない場合必ず獣医さんに診察してもらう事。妊娠期間、授乳期、赤ちゃんは獣医さんに相談して使用して下さい。

 

毛球症

毛を噛むことによって消化官に毛が詰まってたまり通過できなくなる。

症状は食欲不振、痩せる、便秘になる。

パラフィン油かミネラネル油を与える。

症状が改善しない場合獣医さんに診察してもらう。

 

チンチラの歯は一生伸び続けるので質のよい牧草(繊維の長い太目で堅い一番刈りのチモシー毎日与える)、齧り木、齧り石(チンチラ用ミネラルの石、成分の量も確かめる)が必要です。

一生すり減らし維持しなければいけない。

歯の色は黄色(オレンジ)で白だと栄養失調です。赤ちゃんは白で成長と共に黄色くなる。

歯槽膿瘍(根尖膿瘍)

歯茎と歯の間に細菌感染が起こり膿瘍ができる。

目の前たまに目の後ろ眼窩膿瘍

あごにできる場合がある。この腫れ物は大抵そんなに痛くない。

直ぐ大きくなるほうっておくと巨大になる。

深刻な病気膿瘍が骨を破壊するので、よくこの後、不正咬合になる。

獣医さんに診察してもう。麻酔して膿を全部取る必要がある。

歯の治療もしないといけない場合もある。

もし歯が欠けた場合

食べ物を確り噛めるように獣医さんに歯を削ってもらう。

不正咬合

歯が斜めに磨り減って歯が噛み合わなくなる病気。獣医さんに定期的に歯を削ってもらう事になる。

門歯、奥歯、歯の根が伸びる場合など色々あるので、それぞれ治療法が違うので、獣医さんに診てもらうのが一番です。

原因は、間違った餌のあげ方や栄養の摂り方、例として色々混ざった餌を与えてチンチラが好きな物ばかり食べた場合、おやつの与えすぎ、牧草を確り食べてない場合。一年に何度も仔を生ませてカルシウム不足になった場合、食べ物が歯に挟まった場合、高い所から落ちて歯が欠けた場合、遺伝からなる場合がある。

遺伝してなる場合は、大体2歳前になるが5歳でなった場合もある。

不正咬合に遺伝的になったチンチラと健康なチンチラを繁殖した場合、100%仔は不正咬合の遺伝子を持った仔になる。(病気にはならないが、仔に遺伝させる)

両方が不正咬合に遺伝的になったチンチラを交配すると100%の仔が不正咬合になる。

不正咬合に遺伝的になったチンチラと、不正咬合の遺伝子を持ったチンチラを、交配すると50%が不正咬合になり50%が、不正咬合の遺伝子を持った仔になる。

両方が不正咬合の遺伝子を、持ったチンチラをの交配すると、仔は50%不正咬合の遺伝子を持った仔で、25%不正咬合になり25%健康なチンチラになる。

症状は大抵目が涙ぐみ、食べれなくなり痩せる。

よだれが出てお腹肢が何時もぬれた状態になる。(この状態になるとかなり進行している状態)

予防はチンチラに合った栄養を摂る事。繊維の長い太目で堅い一番刈りのチモシー、齧り木、齧り石(チンチラ用ミネラルの石、成分の量も確かめる)を与える。体重どのくらいあるか定期的に量る。

繁殖は1年に一度だけ。

6週間後仔を親から離すこと。

この病気は遺伝とも言われているのでなったチンチラは繁殖させない。

もしブリーダーから迎えたチンチラがなったとしたら連絡してその親を繁殖させなくするのがいいブリーダーです。

劣性遺伝かつポリジーン遺伝する、仔に遺伝していても現れないで遺伝していくので、繁殖させない。

ビデオはスペイン語です。字幕に英語が入ってます。4分51秒

チンチラ7歳の雌が不正咬合になり、麻酔かけた治療の様子が見れます。

臼歯が頬に突き刺さり、痛くて食べれない状態で、レントゲンを写した結果、いくつかの臼歯が伸びすぎになっていることが分かって、麻酔かけて治療することになったそうです。

充分、チモシー食べれるようになればそのまま削らなくてもよいかもしれないようです。

このビデオ見て思ったことロ腔内カメラで定期的に、一般の人でもチンチラの口の中歯の伸び具合が、分かるのではないかと思いました。

前歯だと下の歯が前歯の中にありかみ合っている事、 歯が横に頬側、又は舌側に伸びていないかぐらいは確認できると思います。

フランスの獣医さんのビデオ 1分38秒

遺伝的に不正咬合になったチンチラ、口の中を診ても分かり、痩せていて毛の質が悪い事からでも分かる。

正常な歯の骨を見せてから、不正咬合の歯の骨を見せます。歯の並びが悪く壊疽になり、歯の先が頬側に伸びていくのが分かります。

この場合、定期的に歯を削らないといけないです。

風邪

チンチラは風邪や気管支炎になる。突然寒くなったり、隙間風に当たった時、他の動物からうつることもある。

もし他にチンチラがいる場合、他のケージで暖かい静かな場所に移すこと。

症状荒い呼吸、くしゃみ、目が涙ぐむ、無気力。

獣医さんに診察してもらう。

肺炎

細菌よりもっと酷い炎症。風邪と同じような症状、早い荒い呼吸、頻繁に便秘になる。病気の発展が早いので早めに獣医さんに診察してもらう事。

 

目の問題

目が涙みだぐむ、分泌物がある時とない時。

不成交合である時又は肺炎又は目に何かが入った場合。

冷えたロマンカモミ―ルハーブティで、汚れを落とすか赤ちゃんに使う目の洗浄する物使う。獣医さんに診察してもらう。

結膜炎

目が赤く濡れた状態、目の縁に白い異物が黄色に変わる。 目の一部分が開く。他に症状がないか確かめる。隙間風に当たった時、同じような症状がある。たまに呼吸器官の炎症と一緒になる。

咳、鼻水、不機嫌な場合獣医さんに診察してもらう。

白内障

目に白いベールが部分的になる時と全体になるときがある。

年取ってる場合によくなる。

年取っている場合、手術は危険で大抵やらない。

消化の問題

チンチラは消化器官がとっても弱い、原因は環境変化でのストレス又はチンチラに合ってない物を食べさせた場合。

下痢

糞がいろんな所にくっいて汚くなる。

突然気温が変わった場合。生のおやつをあげない。

少し木炭を与えるとよい。

糞が液体の状態の場合、大抵中毒になった時。

チンチラにとって有毒な植物を食べた時や水が汚染していた場合、カビた牧草やペレットを食べた場合又は生の物の食べすぎ。

そういう場合は牧草だけ与えるようにする。様子を見てペレットをあげる。

便秘

下痢より重い。糞が何時もより小さく乾いている状態。間違えた食事を与えている場合、おやつの与え過ぎなどでなる。シリンジ(注射筒)又はスポイトで始めに少し塩を入れた水又はオレンジジュース(1ml)を飲ませる。パラフィンの油を1日2、3回スポイトの半分ぐらい20滴ぐらい肛門に入れて洗う。酷くなると閉塞、腸が破裂する又は直腸が外に出る。この場合もパラフィンの油でそおっと中に入れる。酷い時はやはり獣医さんに診察してもらった方がいいと思います。

広いスペースで体を動かして消化器官の新陳代謝を良くする。

他の病気に罹っていて食欲がない時も便秘と間違える場合もあるのでよく観察する事が大切です。

 

腸炎

診断するのが難しい分かった時はかなり進んでいるので早めに獣医さんに診察してもらう事。

細菌は大抵食べ物からなる。よくあるのが有名なサルモネラ 後、見つかるのが緑膿菌、リステリア、プロテウス・ブルガリス、大腸菌

これらの細菌はチンチラの消化器官に存在するがある一定の数に達すると病気になる。

感染するので別のケージに移す事。

コクシジウム症

コクシジウムはアピコンプレックス門の消化管上皮細胞に寄生する原生生物。

アイメリア、イソスポーラ、トキソプラズマ、クリプトスポリジウム450種ある。

チンチラはアイメリアの種類だけに発症するが大体25の種類がある。

アイメリアチンチラ、アイメリアラゴストミー アアメリアビイカーチャからなる。

とても早く増殖する。

オーシストは敷き藁や食品の中に存在する。感染した動物の糞の中に存在する。

症状は食欲がなくなり痩せる、出血、お腹が大きくなる、下痢、大量に水を飲む、痙攣 、肛門から粘液又は白い玉がでる。

糞便検査か血液検査する。

ケージなど消毒するのに薬品では効果がなく手段として90度で効果がある。

サルファ薬をよく使う。

早めに獣医さんに診察してもらう。

他の動物に感染するので、チンチラは隔離しなければいけない。

 

ジアルジア症

鞭毛虫であるランブル鞭毛虫を原因とする寄生虫病である。食品や水に含まれるシストを摂取することにより感染する。

下痢と胃腸炎になる。

症状は痙攣、うずくまる。お腹が張る。

粘液と脂肪が多い下痢。

疲れている様子。

痩せる。

チンチラにとって命取りになる病気。

予防 :麦の胚芽はとっても高いタンパク質を単細胞の組織に付着させる。

ジアルジアの増殖を防ぐ。

ケージを頻繁に消毒する。

感染した動物は隔離する事。

直ぐ獣医さんに診察してもらう。

シストは続いて糞に入っていないので、糞の検査を何回かに分けてやる。

抗寄生虫薬が処方される。

リステリア症

症状 :痩せる、機嫌が悪い、下痢、便秘。

チンチラには頻繁にはないが失明、神経障害、痙攣で頭が傾くなどなる。

最後になると苦しみ必要でない限り、動かなく食べなくなるが水は飲む。

歯軋りを発する。その後2日位で息を引き取る。

長い間活発で一匹が亡くなった後5,6ヶ月でまた他のチンチラが亡くなる事がある。

生体組織診断で肝臓の一部をとって検査する。

抗生物質のテトラサイクリン,クロラムフェニコール, ペニシリンなど処方される。

特定のリステリアにテトラサイクリンは効かないこともある。

早めに抗生物質飲ませないと効果がない。多頭飼いしている場合症状がなくても、他のチンチラにも抗生物質が処方される。

予防 :衛生管理確りする。

ティザー病

クロストリジウム属のバクテリアからなる感染症。

症状 :毛のつやがなくなる、突然に痩せる、下痢。

この病気と分かるのは死体解剖しかない。

この病気に掛かると大抵命を落とす。

この病気は動物の実験室でよくなる、ストレスを与えるとなりやすい。ケージの敷き物に1年以上しのび隠れている。

治療法として抗生物質のテトラサイクリン, ペニシリンが使われる。

発生してから1年以上は生き延びるので油断はできない。

齧歯類にうつるのでこの病気に掛かった場合他の齧歯類も抗生物質のテトラサイクリン, ペニシリンが処方される。

予防 :衛生管理を確りするケージをしっかり消毒する。新しい齧歯類を迎える時40日は一緒にしない。

サルモネラ症

症状:隅に行き悲しそうにしている、毛のつやがなくなる、痩せる、

絶対になるわけではないが下痢になる場合がある。お腹がふくらむ。

突然死んでしまう。

離乳しているチンチラと妊娠後期の雌になりやすい。

糞便検査で分かる。

エルシニア・エンテロコリティカ感染症

だんだんと痩せていく食欲不振体が弱る。肝臓、脾臓、腸、肺が壊死になっている事が解剖で分かる。

糞便検査で分かる。

子宮内膜炎

出産後、母親は子宮内膜炎になりやすい。匂いがある黄色又は他の色の液体を排出する。

動けなくなり食欲がなくなり赤ちゃんに対して怒りっぽくなり、赤ちゃんに乳を与えたくなり殺す事もある。

子宮内膜炎と分かるのは大抵2日後直ぐ獣医さんに診てもらう。死亡する場合もあるので早めに診察する事。

出産後10日後位になりやすい。

その場合、抗生物質の薬になるので、赤ちゃんには母の乳は与えてはいけない。

予防はケージなどチンチラの害にならない酢などでよく雑菌する。酢は匂いがきついので、よくお湯で流してしっかり乾かしてからチンチラを入れる事。

水道水を使っている場合塩素が多いので、カルシウムが体に吸収されないので水の質に気を付ける。

チンチラによい植物 に妊娠した雌によい植物上げてあるのでそれを与える。(妊娠中にカルシウムあげると仔が大きくなり過ぎで帝王切開になるので気を付ける事。)

流産

色んな原因で流産になる。

致死遺伝子の交配した場合。(ホワイト同士とベルベット同士にした場合致死遺伝子になる。25%が生きれない。)

ストレス、騒音、突然の環境変化。

雌がとっても疲れている。

適した餌でなく栄養が行きとどってない場合。(カルシウム、ビタミンA不足)

子宮の潜伏感染。リステリア症などになった場合。

獣医に診察してもらう。

難産

分娩が難しい場合、母親を危険にさらす4時間以上続く場合、獣医に診察する必要がある。

大抵一番はじめがでると次の仔は直ぐでてくるが1時間から2時間たってもつわりが止まらない場合、獣医に診察して貰う。

雌に起きる性器脱

問題がある分娩した場合によくなる。獣医さんに診察してもらう事。

雄の嵌頓包茎

性器の周りの巻き毛が普通に入らなくなる。その毛をそおっと取ってあげる。そのままにしておくと膿瘍ができたり、壊疽になったりするので早めに手当てする事。

心臓と循環の問題

心停止

先天性奇形、又は心臓が弱いチンチラが強いストレスを受けた時、激しい運動を突然した時に発作が起きる。

雌が出産に苦労した時になる場合もある。この場合、獣医さんに診察してもらう事で救われる場合がある。

チンチラ同士が喧嘩して高いところから落ちて脳内出血になったりする。

安定力がなくなったり、目に傷害が起きたり部分的に麻痺する。

治るには難しいが、獣医さんに診察してもらう事。

 

痙攣

食事を配る時によくなる。

体が震えたまに安定感を失う。発作は何分間の間に起きる。

栄養がいきわたってない時になる。ビタミンB 、カルシウム、リン、

マグネシウムを与える。

癲癇(てんかい)

神経の病気を癲癇の発作で表される、それは脳内の多くのノイロンが同時に激しく活動する。大抵激しい痙攣と意識がなくなる。

先天的になる場合、大抵若い頃からなる又は脳損傷(腫瘍、脳炎)の場合。

脳の中心の脳神経の病気。背中のお尻側が丸くなり、尻尾がお尻に戻る。

耳も後ろ側に行く。癲癇の発作は何分か続き疲れたように見える。

発作がどのぐらいの間続くか、その後どの位の後になるか、発作の期間が短くなっていくかなど観察する。

獣医に診察してもらう。

他の病気からなるのは欠乏症、低血糖症、低カルシウム血症、中毒、疥癬、不整脈などが同じような症状が見られる。

ビタミン欠乏症

繁殖を多くした雌によくある病気。

チンチラに合った食べ物を食べてない場合。

症状はとっても痩せる。

糖尿病

大量に水を飲む。食欲がなく痩せる。

血液検査を獣医さんにしてもらい治療してもらう。

チンチラはあまい物が好きですが、体は受け付けないので要注意。

干しブドウなどチンチラは好物ですが、糖の量が高いので気をつける事。

 

肝臓と消化器官の病気

痩せて首の後ろがへっこみがあり、背中が曲がる。

チンチラに合った食べ物を与えてない場合になる。

獣医さんに診察してもらう。

 

膀胱結石、尿道結石

膀胱または尿道に結石ができる病気。

血尿がでる時がある。尿する時痛そうにしている。

尿する回数が増える。

直ぐ獣医さんに診察してもらう。

全く尿がでなくなるまで待たない事。結石はレントゲンに写らない場合もあるので注意して下さい。

カルシウム体内に吸収するにはビタミンDが必要です、あるていど太陽の光がさす所にケージ置くこと、布などでケージ覆わない様にして下さい。

チンチラは夜行性(正確には薄明薄暮性)ですが昼間ももぐもぐ牧草食べてますので、ビタミンDをチンチラの体に吸収するには、太陽の光にあたる事が必要です。(直射日光にはあてない事。)

ペレットの賞味期限も守ってください。著者マイク・ルダ・ティド(獣医)はビタミンは少しずつ減少するので、作られて4ヶ月まで与えてよいと書いてます。

カルシウムとリンはカルシウム%の量÷リン%の量で1.5から2の間になるように1だと歯の問題がでてくる。

結石はカルシウムの摂り過ぎとは限りません、確り体に吸収する事も大切です。

水道水を使っている場合、塩素がカルシウム体に吸収することを防ぎますので注意して下さい。

予防 :毎日水を確り飲んでいるか確認する。必要以上タンパク質、カルシウム摂らない。(大人粗タンパク質18%カルシウム1.5%以上の物摂ると結石になる。)チンチラに合った栄養を摂る。

エキノコックス症

チンチラにはめったにない病気ですが野苺や葉はしっかり洗って乾かす事が大切です。

幼生が肺、肝臓、脳で増殖する。

北海道ではキツネ、野鼠が感染し糞また尿がかかった野苺、葉から感染するので気を付けた方がいいです。

フランスではオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏 ,ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏, グラン・テスト地域圏に発生してます。

熱中症

チンチラは暑さに弱く25度以上から注意しなければいけない。

予防として冷たいタイルや大理石をひく。アイスパックか氷(直ぐ融けてしまうので袋に入れるとか工夫する)をメタルのボックス(そのままだと齧られる危険があるので)に入れてひく。氷は融けてしまうので何時間おきに取り替える。

扇風機やクーラーなど使う時はチンチラに風をあてない事。

症状は耳が赤く息切れ、または痙攣がある事もある。動かないで横たわっている食べなくなり飲まなくなる。

一番涼しい部屋で風は通さない。

スポイトかシリンジ(注射筒)で水(冷やすと下痢になる)をあげる。(肺に入ると命取りになるので注意する。)

特に頭と首にタオルに氷を入れて冷やす。(氷を食べさせたら酷い下痢になるのでだめです)

それでも様子がおかしい場合、獣医さんに相談する。

チンチラの去勢

チンチラの去勢は雄を手術します。

雌は危険が多くなるのでよっぽどの事がないと避妊手術はしない。

犬や猫と違って手術の前に食事しなければいけない、もし食べなかったら手術の後、消化器官が働かなくなる。

子動物の手術に静脈麻酔をする獣医はやめるガス麻酔にしなければいけない。

ガス麻酔だと早く目覚め快復も早い。

静脈麻酔は効果が強過ぎて目覚めるのに長く掛かり子動物に薬の適切な量が難しい。

子動物に静脈麻酔をするとよく目覚めなくなる。

感染しないよう抗生物質の薬、鎮痛薬貰う。糸は10日か12日位に取る。(溶ける糸を使った場合、取らなくてもいいです。)

手術後も20日ぐらいしないと避妊していない。

傷口が開かないよう20日位段のないケージ跳ねてはいけない。

底は木屑など黴菌が入りやすい物は入れてはいけない。何もひかないと尿で濡れるのでスノコなどひく。

傷口が確り治るまで砂遊びも禁止。

48時間少し血がついたりすることがあるが、それは普通。 

確り食事しているか観察する。

(手術後、抗生物質を飲ませたのに膿瘍ができてなかなか治らない例がネットにありました。設備の整った衛生管理きちんとした所、選ぶのも重要です。)

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